地域医療連携室
現在、国では、「地域包括ケアシステム」と呼ばれる地域の仕組みを作ろうとしています。それは、団塊の世代の方が、後期高齢者(75歳以上)を迎える2025年に向けて、どの高齢者も、自分が住み慣れた地域で、自分らしい人生を過ごしていける環境づくりを指しています。
そこで、重要になるのが、病院やクリニックなどの医療機関や、特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの介護事業所の間での「地域連携」です。
当院にも、水戸地域の地域連携を担う機能として、「地域医療連携室」を設置しています。
志村病院 地域医療連携室の役割
志村病院 地域医療連携室では以下の役割を果たしています。
1.医療・福祉相談
当院の地域医療連携室には医療ソーシャルワーカー(相談員)が在室しています。
医療ソーシャルワーカーは、病気やけがなどをきっかけに入院や外来にかかわらず、生活上の問題や心配事に対して、治療に専念できるようにし、退院後の療養生活が安心して送れるように社会福祉の立場から支援する専門職です。
身体の治療だけでは解決できない様々な問題について、まずお話を聞かせていただいたうえで患者様やご家族のそれぞれの考え方に沿って、ご相談をお聞きし、最適なご提案をいたします。
上記のようなことでお考えの事がありましたら、まずは医療ソーシャルワーカーにご相談ください。
たとえば、
- 医療費・療養中の生活費の不安
- 退院後の療養場所の不安
- 公費制度について知りたい
- 介護保険のこと、在宅での介護について
- リハビリについて
- 仕事にどうやって戻ればいいか
- その他
ご相談は予約を優先させていただきます。
地域医療連携室までお電話をお願いいたします。
【お問い合わせ番号】029-221-2181(「地域医療連携室」にお問い合わせの旨、お伝えください)
2.転院相談
当院では、リハビリなどを目的とした、転院のご相談もお受けしています。
当院では、リハビリに関わるスタッフの数、また質を高く保つことを心がけております。
充実したリハビリスタッフのもとで、リハビリを受けたいとお考えの方、ご家族はぜひ、お気軽にご相談いただければと思います。
ご相談の際に、詳細もご案内いたします。
【お問い合わせ番号】029-221-2181(「地域医療連携室」に転院ご相談の旨、お伝えください)