診療内容紹介
がん検診は、未発達ながんの発見や、がんの発生をできるだけ早期に発見するための取り組みです。当院では、様々な医療機器を備えているため、ご希望に応じて各種のがん検診を受けることができます。何か不調などを感じる前に治療するにも、定期的に健診を受けていただくことをお勧めします。
当院で行っているがん検診
食道がん、十二指腸がん、大腸がん検診
- 上部内視鏡検査(食道・十二指腸)
- 下部内視鏡検査(大腸)
上記の検診は、内視鏡を用いて検査します。実際、器官の表面を見て判断します。
肺がん検診
- 胸部レントゲン検査
この検査は、体内を透過したX線から病変の有無を調べる検査です。
※当院は、肺がん検診登録検診機関(医療機関)に登録されています。
- 胸部CT検査
当院に設置しているCTは短時間での撮影が可能です。また、1回で照射する放射線量も、他の機器と比較すると少ない量で、かつ高画質な撮影を可能にしています。三次元で画像を起こし、病変を見えるようにします。
※当院は、肺がん検診登録精密検査医療機関(連携型)に登録されています。
がん検診を受けていただく際のメリット、デメリット
病気の早期発見を目指すがん検診ですが、メリット・デメリットがそれぞれあります。
メリット
- 病気の早期発見や早期治療により命を守る
がん検診での一番のメリットは、病気を早く見つけることができる点です。病気の治療には、早く発見するに越したことはありません。いちはやく病原を発見することが、長寿につながります。 - 検診を受けることで得られる安心感
がん検診を受けることで、異常がないと認められれば、その分の安心感を得ることができます。仮に万が一、病変が見つかったとしても、早期発見である確率が高いです。治療は、軽度でかつ短期間で済ますことができます。 - 日々の健康意識の増進
がん検診を受けることで、食生活などの日常生活を考え直す機会にもなります。定期的ながん検診受診を通して、規則正しい生活リズムや、程よい運動を心がけるきっかけになるでしょう。
デメリット
- 検診で病変を100%見つけることができるわけでない
がん検診におけるどんな検査でも、100%確実に病変を見つけることができるわけではありません。病原が小さすぎていたり、身体の構造の関係で、見つかりにくい病変もあります。我々志村病院スタッフは、病変を見逃すことがないよう、最善を尽くしてまいります。 - 過剰な検査や治療を招く可能性がある
がん検診の際に見つかる病変の中には、小さいままで進行しないものもごくまれにあります。ですが、病変が見つかってしまった以上は、治療を始めるのが検診の流れです。その結果、余分な医療費がかかることもあります。ただ、健康第一を感がる上では、ある程度見越しておく必要があるといえるでしょう。 - 検診にかかる心理的負担
がん検診を受け結果が出るまで、少々時間を要します。その際、検診結果がどうだったのか、異常はあったのか否かと、心理的負担を感じることもあるかと思います。それが新たな不安を呼ぶこともあるかもしれませんが、なるだけ落ち着いて日常を過ごせるようにしたいものです。
費用
健診の種類により異なります。お気軽にお問い合せください。
【お問い合わせ番号】029-221-2181(がん検診についてお問い合わせの旨、お伝えください)