伊藤 道子(いとう みちこ)
  昭和53年 県立水戸第一高校卒業
昭和59年 東京女子医科大学卒業
昭和63年 同大学院卒業
同神経内科学教室入局
平成3年 志村病院 副院長
平成15年 同 理事長
  日本内科学会 認定医
日本神経学会 専門医
 神経内科では、主に頭痛、めまい、ふらつき、手足に力が入らない、物忘れ、ひきつけ、けいれん、勝手に手足が動いてしまうなどの症状のある方を診ています。疾患としては、慢性頭痛(片頭痛や緊張型頭痛など)、脳卒中、パーキンソン病、アルツハイマー病、脊髄小脳変性症などがあげられます。
 特に、脳卒中は寝たきりの原因となりうる重要な疾患であり、生活習慣病のひとつとして予防していくことが大切だと考えています。当院で平成15年に導入した最新のMRI(シーメンス社 1.0テスラ)では、発症後早期の脳の変化や血管病変(狭窄、動脈瘤など)を捉えることができるなど、脳卒中の診断には大変役立つものであります。また、最近では片頭痛の診断治療が進歩し、4年前からトリプタン製剤という新しい治療薬が使われるようになりました。当院の頭痛外来では、そういった新しい治療薬の導入によりより幅広い治療が可能となっています。
 
 
   
 
  当病院導入設置
【シーメンス社 MAGNETOM Harmony (1.0T)】
MRI(磁気共鳴画像)とは、強力な磁石と電波(ラジオ波)を用いて身体の内部を撮影する検査です。検査はトンネルのような装置内で横になった状態で撮影します。検査中は連続的にトントントンという音がしますが心配要りません。
体の断面を撮影する検査にはほかにCTがありますがMRIはCTと異なり放射線は用いていませんので、当然放射線被ばくはありません。また、MRIは人体の横断像だけでなく縦断像や斜めに切った像など任意の方向の断面を撮影することができます。
MRIの特徴として骨の影響を受けないため、頭蓋骨や脊椎など骨に囲まれた部位の検査に非常に有効な検査となります。また、子宮や卵巣などの骨盤内臓器の検査にも大変有効な検査です。
 

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